性教育におすすめの絵本②

性教育
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こんにちは!

今日は性教育におすすめの絵本を紹介したいと思います。

また、私の小学校時代の体験から性教育の大切さを実感した出来事についてもお話ししたいと思います。

紹介したい絵本は”あっ!そうなんだ!性と生“という本です。

この絵本は表紙にもある通り、幼児・小学生はもちろん、大人も読んで学びになる絵本だと思います。

月経ってなぁに

赤ちゃんはどうやってできるの

人が死ぬってどういうこと

人をすきになるって

いのちはどこにあるの

という子供たちの率直な疑問。

「1+1=2」のように、そもそも明確な答えがあり、すぐに答えられる質問ではないですよね…

答えてあげたい…だけど急に言われると…

という思いをした方も多いと思います。

一度は返答に迷った、子供たちからの疑問がこの本の中にたくさん見つかると思います。

子供の質問にうまく答えられなかった方も

はぐらかせて答えられなかった方も

「調べておくね」といった方も

もう一度、この絵本を通して、子供たちの質問に向き合ってみることをお勧めします!

きっと親子にとって有意義な優しい時間になります。

そして、子供たちが、こういった疑問を持つことは大切なんだと自己肯定感を高めるきっかけにも。

親子で一緒に性教育について考えることで、子供たち一人一人の生きる力になると思います!

この絵本は、

【からだ】

【いのち】

【わたしとみんな】

の構成に分けられています。

それぞれの1つの質問に対して、見開き1ページでわかりやすく説明されています。

イラストも多く描かれているので、子供も飽きずに読めます。

子供たちがもつ性に関する質問に答えつつ、子供たちがどう捉えて、行動していけばいいかも書かれています。

たくさん遊ぶこと、食べ、眠ること、学ぶこと、それが大切なんだよ。

難しいことではないんだよ、と教えてくれます。

子供たちが主体的に、「性」を身近に感じ取りながら読み進められる本だと思います。

また、

性的いじめ こんなときどうするの

という項もありました。

もう随分前になりますが、長男が小学校の体育の時間にお友達にズボンを下ろされたことがありました。

そのときの記事はこちら→子育てで大事にしていること~私が性教育を始めたきっかけ~

絵本の内容が、長男が経験したシチュエーションと全く同じでした。

絵本の中で、被害にあった子に、大人が、

それは性的いじめであること

あなたはわるくない

はなしてくれてありがとう

というメッセージを語ってくれていました。

私も長男がお友達にズボンを下ろされたとき、泣いて悔しがる長男に同じメッセージを伝えていました。

私自身、この絵本を読んで、長男に大事なメッセージを伝えられていたんだ、と自信にもなりました。

子供たちは園や学校で楽しいことはもちろん、大人の気が付かないところで、心で闘っていることもたくさんあると思います。

一人で乗り越えられることは、親として口出しせず、そっと見守ることも大事だと思います。

でも、この時の長男のように、いつもと様子が違ったとき。

悔しい・悲しい思いをしているとき。

そんな時は親として、子を守る行動を起こそうと思っています。

そして、それは逆の場合も。

お友達を悲しませた、つらい思いをさせてしまったときは、その間違いを親として一緒に乗り越えなけらればならないという覚悟も感じています。

性教育の大前提として、相手の体と心を大切にすること、尊重すること、があると思います。

被害者だけでなく、加害者にならないためにも大切な教育だと思います。

また、絵本の前半は子供向けの絵本編後半は大人向けの解説編という構成になっています。

後半では、より性教育について理解を深められます。

子供の性教育は、大人の私たちが変わらなければ、学ばなければ、何も変わりません

ネット社会となり、いつ子供たちが間違った情報に触れてしまってもおかしくない世の中です。

子供たちが疑問に思った、その時こそ!

性教育を通して、正しい知識を育んでいくことができるチャンスだと思います!

性教育を始めたい、という方に少しでも力になれる情報がお届けできていたら嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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