こんにちは!
前回は娘が手首を骨折直後~3日間の様子についてお話ししました(記事はこちら)。
今日は、骨折後4日目~15日目までの経過について記していきたいと思います。
骨折後の整復してもらった娘。
痛みも引き、学校にも通えるようになった娘。
しかし、骨折後1週間の受診の時のレントゲンで、骨折した骨がずれていることが判明。
骨折した骨を釘で固定する手術を受けることになったときの話です。
- 骨折後4日目~ 登校再開
- 骨折7日目~固定手術まで
骨折後4日目~ 登校再開
骨折後、学校は休んでいましたが、骨折から4日目。
初登校の日。
私も娘も朝から緊張していました。
引っ込み思案な娘。
やっぱり行きたくないって言うかな…と心配していましたが、
娘「何とかなるよな」
と!
前日、オンラインでクラスの子たちに会えていたことで娘、前向きでした。
骨折したのが利き手と反対の手で、利き手が無事だったことも大きかったです。
心配そうな娘に伝えたことは、
「不便なことはあると思うけど、困ったらできるだけ自分から周りに伝えるんやで。」
「人を助けることはもちろん大切やけど、助けてもらう経験もすごく大切なんやで。」
ということでした。
服装は、前開きの制服があるので助かりました。
半袖の上に制服を着るのですが、骨折していない片袖のみ通し、ギプス側は袖は通さないスタイルが娘はお気に入りでした。
担任の先生には連絡帳で、
・オンライン授業参加や連絡物のお礼
・体育など授業内容によっては見学すること
・不便はあると思いますが、困ったらできるだけ自分から伝えていけるよう話しています。
という内容について連絡させてもらいました。
靴箱まで行くと、一番仲のいいお友達が待っていてくれました。
「おはよう!」
お友達に会うと娘の表情も和らぎ、足取りも軽く♪
教室の前まで行くと、私が持っていたランドセルをサッと取り、躊躇なく教室に入っていきました。
何…その後ろ姿…かっこいいやん…
ほれぼれする私でした…!
下校時間になり、教室前まで迎えに行くと、「さよーならー!」
と同時に教室から駆け出してくる男子たち。
娘と席の近い男の子が、私に気づき、前で立ち止まって、
「○○ちゃん(娘)、楽しそうやった!」
と教えてくれました。
「そうなん!お世話になったねー、ありがとう~!」
「うん!」
もう私、泣いてました。
子供たちの無邪気な優しさが嬉しかった!
送迎は1か月ほど続きました。
仕事をしながらの送迎で正直大変なこともありましたが、子供たちとのこういったやり取りの中で、元気をもらっていたのは私でした。
帰宅してから娘は色々話してくれました。
給食の時間、牛乳のストローを袋から出せずにいると、仲のいいお友達が気づいて開けてくれたこと。
授業の準備で、自分の班が担当で荷物を運ばないといけなかったけど、班の子たちが、
「僕たちでするから、大丈夫!」と声をかけてくれたこと。
先生が気にかけて、
「不便なこともあると思うから必要なものがあったら持ってきたらいいよ」
と、声をかけてくれたこと。
たくさん話してくれました。
親として本当にありがたく嬉しかったです。
子供に伝えたように、助けるだけでなく、助けてもらう体験もとても貴重だと思うのです。
次の日も娘を送り、教室まで行くと、靴箱でクラスメイトの子が、
「ランドセル、教室まで持っていきます」
と言ってくれたり。
私が迎えに行くと、
「〇〇ちゃんのお母さ~ん」
と手を振ってくれ、娘に私が来たことを伝えてくれたり。
娘が、優しいお友達のなかで学校生活を送らせてもらってることも嬉しかったです。
ギプス固定の間は毎日送迎していました。
最初は教室まで送っていたのが、靴箱までになり、玄関までになり…
娘が自分からしようとすることには、私から引き算していく感覚でした。
洗髪や体拭きは自分で、というわけにはいかず…
髪の毛も長いので、
洗髪→ドライヤー→体拭き→下半身シャワー(これはセルフ)→着替え
の一連の流れで50分程度かかっていました。
弟もまだ手のかかる年ごろなので、私も疲れてイライラすることも多く。
遂に、夫に洗髪の仕方を覚えてほしい、と頼みました。
最初嫌がる夫。
「それ嫌がるところ?」
「やってくれなくてもいいの!私がどうしても今日無理って日に代わりにやってくれる人がいる、それだけで価値があるの!」
私、強気です。
でも、この気持ち…
日々ワンオペ育児に奮闘されている親御さんにはわかっていただけると思うのです!
夫が私見守り(監視)のもと、初めて洗髪した時は、娘の服を濡らしてしまいました…。
娘も私も「あ~あ…」と言いたいところを我慢。
夫も「あちゃ~」という感じで、微妙な空気が流れました…
でもま、ギプスが濡れなければオッケー◎!
それからも夫が休日で余裕のある時は、洗髪を手伝ってくれました。
これは体力的にも時間的にも助かりました。
骨折後4日目~ 登校再開から固定手術まで
そして、骨折から1週間。
この日は受診日でした。
診察前にレントゲンを撮影。
娘と、骨がずれていませんように!きっと大丈夫!
と祈ってきたのですが…
…ズレてました。
診察室で先生から固定する手術が必要になるとの話があり…
チラッ ( ・´ー・`)
隣に座っている娘を見ると…マスク越しでも十分にわかる落ち込みよう…
先生に、
「あ~娘、ショック受けてます!」
て話して、手術の説明聞いて、病院の駐車場で車に乗り込んだ瞬間…
二人で号泣。
帰りに娘と私が好きなメロンパンを買って、車で食べて帰りました。
この日は思い切り落ち込もう…!
でも先生の手術の説明で救いだったのは、前回の整復後、激痛の原因は骨が固定されず動くから。
手術で骨が固定されれば、骨が動かないから痛みが比較的少ないよ、という話をしてくださいました。
また、ズレたまま骨がくっついたとしても、後々動かしにくかったり、不具合がでてくるかもしれないと。
手術の必要性を娘にも分かりやすく説明してくださったことは大きかったです。
ショックだけど…
ちゃんと治すためには手術を受けてしっかり治すしかない!
という気持ちに娘も切り替えていきました。
毎晩の娘との洗髪や体拭きの時間。
今の娘の気持ちが分ったり、ゆっくり娘と向き合える時間を強制的にとる環境。
それはある意味良かったと思います。
骨折後、15日目。
固定術当日。
昨夜から絶飲食で準備万端。
手術の3時間前に病院に行き、点滴が始まりました。
いよいよ手術室へ、という瞬間…見つめる私。
娘にはフイッという感じで目を逸らされ…はい、そのまま手術室へ行きました。
(ほぼ声掛けできず…)
1時間15分後。
先生が来られ、固定も予定通りでき、手術は無事成功しましたと!
ひとまず安心しました。
30分後、病室に帰ってきた娘。
ボ~っという感じでしたが、テレビを見る余裕もあり。
固定術後2泊3日か日帰り手術か選べたのですが、娘は迷わず日帰り一択。
それから4時間ほど病室で休み、自宅へ帰りました。
この日は長女に付きっ切りでした。
次男はまだ一年生なので私の母親が下校の時間に、自宅に来て面倒も見てくれ助かりました。
娘と自宅に帰り、術後の経過が心配でしたが、体調も良く。
先生が言われていたように、痛みが本当にまし…!
当日と翌日の2回痛み止めを内服したのみでした。
手首の骨がネジで固定されているのでその影響で、違和感や親指にしびれはあるようでした。
でも、痛み止めが効くのは何よりでした。
術後二日間は抗生物質の点滴に通いました。
診察でも問題はなく、骨折部も以前と同様にギプス固定で過ごしました。
手術を受けることに不安はありましたが…
受けた後は完治に向かっている!という実感がありました。
きちんと治療を受ければ治る、ということも感じました。
しっかり診断・治療をしてくださった病院の方々には感謝です!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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