娘が手首を骨折したときの話①

子育て

こんにちは!

今日は先日、娘が手首を骨折したときのことについて綴っていきたいと思います。

突然、前触れなく子供の怪我は起きますよね。

娘もある日突然、手首を骨折して学校から帰ってきました。

病院を受診して、処置をしてもらって、目の前に起こることに対処するのが精一杯でした。

きちんと受診して治療を受けていれば大丈夫、と言い聞かせながらも…

本当に完治するの?骨折前と同じように元に戻るの?

親として心配は尽きませんでした。

でもこの経験から、娘は大きく成長しました。

その時に私が感じたことや、学んだことなどを綴っていこうと思います。

骨折の状態により経過も治療もそれぞれ異なると思いますが、一つの体験談として読んでいただければ嬉しいです。

  • 娘が手首を骨折した当日の出来事
  • 骨折翌日の様子
  • 骨折して2日目
  • 骨折して3日目

娘が手首を骨折した当日の出来事

この日、娘、下校中にこけて手首を骨折してしまいました。

我慢強さだけはピカイチの娘。

泣かず、自宅まで10分ほど歩いて帰ってきました…。

私「おかえりー」

玄関でぅ゛ぅ゛うう~~(泣泣泣)

どうしたん!?

張りつめていたものが切れて玄関で泣き出す娘。

手首を見ると…

これは…ヤバいやつやん…

腕から手首の血色も悪く、なんか曲がってる…

急いで近くの整形外科へ。

よりによって週明けで待合は混雑し、2時間待ちでした(泣)

待ち合いで声を押し殺しながら痛みを我慢する娘。

声を掛けたり、背中をさすったり…見守ることしかできません。

診察室に入って先生、手首を見るなり、

先生「あ~こんなんなっとんか、レントゲン撮ろう」

すぐにレントゲンを撮ってくださり、

「手首折れてるわ」と。

あぁ…大きい病院に紹介になるのかな、思っていたら、

「ここで整復するから」

と言ってくださり…

「ありがとうございます!」(神だ…)

本当に感謝でした!

骨折したのが利き手じゃない方だったことも不幸中の幸いでした。

【娘の場合は折れたうえに骨がずれてしまっていたので、先生が手で引っ張りながら、ずれた骨を元の正常な位置に戻します(整復)。その後ギプス固定されました。】

整復までの待ち時間。

娘、泣きながら、

「手首治る…?痛いことする?」

心配そうな娘の表情に胸が締め付けられます。

私「治る治る、大丈夫」

整復する時の痛みが心配でしたが、眠る薬を点滴してから整復してくださいました。

整復終了後、レントゲンで正常な位置に戻ったことも確認してくれたのですが、先生が、

「ちょっと整復の時はまりにくかったんよ。う~ん、またズレてくるようやったら固定する手術になるよ。」

と。

この時の言葉が後に現実となるのです…

でもひとまず処置も無事終わり、ホッとしました。

指~ひじの上までしっかりギプス固定され、三角巾で固定した状態でした。

整復が終わった直後、娘は眠る薬の影響で、はき気があったり、ボーっとした状態でした。

立てるまで病院で1時間ほど休ませていただき、帰宅できました。

遅くまで対応してくださった病院の方々には本当に感謝です(泣)

帰宅して一番つらかったことは痛みでした。

帰宅後すぐに痛み止めを内服しましたが、あまり変わらず。

洗髪などはあきらめ、とりあえず、着替えだけしました。

服もどうするか悩みました。

寒い時期だったのですが、やはりギプス固定していても袖を通しやすいのは半袖。

まず大きめの半袖のTシャツを着ます。

その上にフリースを骨折していない片袖だけ通します。

チャックを上げられるところまで上げて、上の部分はクリップで固定したりしていました。

長袖だと、よく伸びるニット素材で、腕が太めの服だとギプスごと着用できました。

ズボンはトイレで困らないように、片手で上げ下げしやすいゴムのスエットズボン一択!

食欲もなく、この日食べられたのはフルーツが入ったゼリー2個。

夜は痛みが強く…

私が夜中に気配を感じ、ハッと起きると娘が座った状態で声を押し殺して泣いていました。

必死に耐えている姿が今でも忘れられないです。

とりあえず、6時間ごとに痛み止めを内服するしかなかったのですが、効果はほぼなく、ほとんど眠れていなかったです。

「痛いよな…」

と言いながら娘の背中をさすってやることしかできませんでした。

骨折翌日の様子

翌日、病院から朝一で受診するように言われていました。

ギプスから指は出ていて見えるのですがパンパンに腫れていて痛々しかったです。

先生が診察してくださり、動きも確認し、異常はなく安心しました。

できる範囲で指の曲げ伸ばしもしていくよう言われました。

先生に痛みで夜が眠れないことを相談しました。

夜眠れなければ、座薬を使用してみるようにと、処方してくださいました。

痛みが変わらなかったら明日も受診においで、と言ってくださり本当に気持ちが楽になりました。

帰宅後も6時間ごとに痛み止めの内服。

痛みが少しマシな時間は増え、ちょこちょこと眠れていました。

食欲も少しづつ出てきて、おにぎりやスープなどは食べられるようになりました。

娘は骨折もギプス固定も生まれて初めて。

一つ一つの生活に伴う動作も不便に感じていたと思います。

不満も言わず、できるだけ自分で自分のことをして頑張る娘が本当にたくましく感じました。

この日の夜、初めて洗面台で洗髪。

慣れるまではギプスを濡らさないようにドキドキヒヤヒヤでした。

見栄えは悪いですが…45リットルのゴミ袋の底の部分を丸く切り取り、頭からかぶります。

ゴミ袋をケープのようにし、防水していました。

上半身はあたたかいタオルで拭き、下半身はシャワーにしました。

夜は痛みで眠れず…。

動くと痛いので、骨折した方のひじの下にクッションを置いて安定するようにしてみましたが、気休め程度でした…。

娘は嫌がりましたが、説得し、座薬を使用。

が、効果なし!!

「今は耐えることばっかりでつらいけど…絶対良くなるからね!」

と、この夜も声を押し殺して泣く娘を見守ることしかできませんでした。

骨折して2日目

骨折して2日目。

昨夜から眠れずでしたが、朝になって痛みは随分マシになったと!

じっとしていても痛かったのが、動かしたときだけになった!といくらか表情も明るい娘を見て安心しました。

本当に嬉しかったです…

食欲も出てきて、

「グラタンが食べたい」

と言ってくれました♪

この日久しぶりに作ったグラタン、喜んでたべてくれました!

食後、痛みで眠れなかった日々を取り返すように、午後、二人で爆睡💤しました。

起きてからも痛み止めなしで過ごせるようになりました!

片手で娘が好きな絵を書いたり、したいことも少しづつできるようになってきました。

骨折してから学校は休んでいました。

そろそろ登校してみる?と聞くと、まだ不安な様子の娘。

担任の先生がこの日、オンラインで授業に参加しませんか?と提案してくださりました。

画面上で、クラスの皆に恥ずかしそうに手を振る娘がかわいかったです。

久しぶりにクラスの雰囲気を味わって、楽しそうでした。

骨折して3日目

昨夜は、骨折後初めて途中起きることなく眠れました~!

登校にはまだ不安もあり、この日も欠席しました。

明日からは行けそう、と娘。

昨日オンラインで皆と会ったことで、気持ちは前向きになっているようでした。

学校の先生やクラスの皆に感謝です(泣)

やっぱり学校のパワーってすごい!!

痛みが良くなったと思ったら、次はギプス固定したところのかゆみとの闘いの始まり!

あまり奥までは入れられませんが、定規などをギプスの中につっこんで皮膚をかいたりしていました。

娘の場合は、季節的にまだ寒かったのですが、これ、真夏にギプス固定の方は本当に大変なのでは…。

かゆみで眠れない、というほどではないですが、かゆみで夜中に目が覚めることもありました。

明日からはいよいよ登校。

学校では引っ込み思案な娘です。

「不便なこともあると思うけど、困ったときは頑張って自分から周りに伝えられるようにしよね」

と娘に話していました。

ランドセルを背負うことも難しいので、しばらくは送迎することにしました。

親の方が心配してしまいますが、娘の方が行くと決まれば覚悟を決めていて、成長を感じる私なのでした。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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